空を 見ていると いつも思うことがある
青を ずっと眼にしてきた人々は 眼の奥底に
青を 宿したのではないかと
手をかざすと いくつもの青となって
ぼくの そばにあるものが 遠ざかり
まぶたを閉じると 灰紫色の天幕がおりて
遠くにあるものを とらえようとする
ふたたび 眼を開くと 青は
かなわない想いが かなうように思われて まぶしく
雲の動きにそって 流れていくぼくが いたmichinari
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