ぼくの手に あるもの
あなたの胸に あるもの
そして ぼくの出発は
鏡のなかの 幻の偽りを
置き去りにしたんだ
ああ あの世界
あなたが 笑って
通り過ぎる…michianri
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遠い?
そんなにも 遠いの?
降りくる 暗やみに
あなたの 言葉を
残して
ふっと 胸を
おさえて
瞼を 閉じて…reyhiza
この世に ある
すべての あなたの
印象を
夜に 託して
見ている ぼくは
必ずや
あなたの
あらゆる 象徴を
ひとつの 命に
変えて
ゆく…michiarni
あなたの 手をとって
さりげなく
さびしいと いうことについて
話したのです
…
あの日を
想い出すための
しぐさを
見せて
…
あなたのなかに ある
わたしの 灰色は
ふとした 想いに
溢れて きて
…
あなたを
哀しませるの?
…reyhiza
たとえば
あなたが ぼくの 手を
とって
かなしみに ついて
話すと
ぼくは…
ああ この世の 終わりの
光に 包まれて
あなたの まえに
出現するんだmichianri
薔薇の 影に
夜は
はじまって いる
これから あなたの
もとへ 向かう
夜は
音もせず
光も 甘く
薔薇の 影に
わたしの 身は
ふるえて…reyhiza
道をゆく
ふと 見あげる 空は
あなたの 後ろ姿を
思わせて
手にする 熱は
いくども 交わした
言葉たち
胸に しまっているものは
ひとことの
哀しみ…
ああ ぼくの視線は
地面に
くずおれた…michianri