木
そこにある 木
ぼくは あなたを
想った
どんなに 走っても
あなたは ぼくの
このぼくの そばに
いてくれて
…
どんなに とどまっていても
あなたは その心で
包んでくれて
…
そこにある 木を
見つめて
想うmichianri
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わたしが
絵画としたら
あなたの
色に
なる
…
わたしが
絵画なら
あなたに
すべての
色を
あげる
…
reyhiza
枠わく
窓…
あなたが 覗くと
見えるのは ぼくの
ぼくの 混乱
混乱している ぼくの
あやふやな 陰影の
ような あなたへの
想い… 窓…
枠…
取り去れない…michianri
飛ばされて
飛ばされて みて
この 哀しくある
天空の 去り方に
あなたを
かさねて みて
この身の 哀しくある
光の 風に
沈み ゆくと
…
reyhiza
風草かぜそうとなる
あなたに 吹かれても いい
あなたを 空に 吹いてもいい
濡れても 手を 握り
踏まれても 身をよせて
あなたの 想いを
この道の 彼方へ
流して
あげようmichianri
見あげる 空は
切れ切れに
別れて
わたしを
ひき裂く
心は
気持ちよく
身体は
冷えきって
地に
沈みこむ
あなたを 知れば
浮きあがれ
…
心は
心地よく
身体は
すでに
朽ちて
…
果てに
青く
…reyhiza
かぎりなく
あなたの 光を
知っている ぼくは
眼を ほそめると
幻…
幻に 青を
滲ませて
さがる…
そうして
ぶらさがる
かぎりなく
幻に
近く…michianri