
その雨
森の奥の その雨の
聞こえずとも 流れる
あなたの 声に
わたしは 生きる
空の 奥の その雨の
見えずとも より添う
あなたの 影に
わたしは 生きているreyhiza
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流れる音もしない 風の声も聞こえない
委ねながら 彷徨いながら
しだいに光が遠くなっていく
眼差しの先は宙に浮き
遠い遠いそのシーンに わずかに木立揺れる
積み重ねた時間の中に
ただひとつ 君の瞳
ophelia の赤い花のようにsur
森
森の奥が好きです。
なんとなく、そこに何かいるような気がして。
空の雲の向こうに何かいるような気がして。
でも、私には見えなくてそれがとても悲しくて… Hiro
心の振り子が止まる時
硬くなった表情
早く振り切ってしまわなければ
このまま老婆に なってしまいそう
頑なに錆びていく瞬間に
どうしていつも戻っていくのだろう
漆黒の宙に 何も求められないのに
ただ月の光を待つだけ
雨だれの音に くるまれてsur
ある日
あなたの 後ろ姿に
語りかけた
森は 遠く
あなたの 姿を 隠し
わたしは 自分の
眼の 暗さに
泣いた
なぜ こんなにも
曇って しまうの…
泪は わたしの
嗚咽を
呼びもどすreyhiza
ささげる
泣かないで…
ぼくの あらゆる 花を
あなたに ささげるから
泣かないで…
きっと 届く このぼくの
すべての 花々は
あなたの ために
咲かせるから…michinari
朝
この朝が 最後ではないことを
想います
あなたとの あの日から
わたしの 日々は
死んでいて
身体を 被っている
霧のような
淋しさに
泣いています…
reyhiza